日本のAI技術が中国AIにまったく太刀打ちできていないことをご存知でしょうか。
中国AIの躍進について、4回にわたり日本貿易振興機構(ジェトロ)の記事をご紹介していきます。
今回は第3回目になります。

中国AIの躍進(3/4)
AI分野における中国の強み

AIの発展は巨大な市場、豊富な人材、大量の資金等が鍵だと言われている。中国はとりわけ巨大な市場という強みを持つ。中国におけるインターネット利用者は、2017年6月末時点で7億5,100万人に達し、世界の約2割を占め最多だ。ビッグデータの収集に適した巨大な市場は、企業にとってイノベーションに有利となる。

世界知的所有権機関(WIPO)によると、2016年の特許協力条約(PCT)に基づく特許の国際出願件数は、1位が米国、2位が日本、3位が中国だった。中国は2002年以来2桁台の成長を記録しており、この傾向が続けば2年以内に米国を抜き1位になる。企業別出願件数ランキングでは、1位が通信機器大手の中興通訊(ZTE)、2位が華為技術(ファーウェイ)と、いずれも中国企業が占めた。

また、中国のAIに関する論文の発表数や発明特許の登録数はいずれも2位となり、米マサチューセッツ工科大(MIT)刊行の専門誌が2017年6月に発表した「世界で最も賢い会社トップ50社」には、9社の中国企業が選ばれた。6位の科大訊飛(ライフライテック)、11位の昿視科技はそれぞれAIを駆使した音声認識技術、顔認証技術で世界を先導する新興企業だ。アリババ集団や百度、テンセント、商業ドローン最大手のDJIも選出されており、さまざまな形でAIを活用している。

出典:日本貿易振興機構(ジェトロ)

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