「中国モバイルキャッシュレス決済の課題と、無人小売り店舗の動向」 について連載します!

  中国のモバイルキャッシュレス決済の現状及び課題 ② ― QRコード詐欺の急増 ― 中国のモバイル決済で急速に普及しているのが、QRコードによるキャッシュレス決済です。店舗での支払いの際にスマホのアプリなどでQRコードを表示する、もしくは店舗にあるQRコードをユーザーのスマホで読み取ることによって、キャッシュレス決済を行うサービスです。 印刷されたQRコードを、消費者がスキャンして支払う場合に使用されるのが静的コード。一方、消費者が自分の携帯電話の画面にQRコードを表示させ、店側がスキャンして決済するときに使用されるのが動的コード。道端の露店などは静的コードを使用する場合が多く、店舗では動的コードを使用する場合が多いです。 2017年上期の調査で、モバイル端末ユーザーのうち1億人以上がウィルスに感染したことがあり、その2割がQRコード経由だと報告され、ロイターの報道によれば広東省だけで2017年9月時点の被害総額は55億円に上ったといいます。 詐欺の手口は、店舗などのQRコードの上に不正なコードを書いたシールを貼り付けるだけである。これをスキャンした利用者がスマホ画面に現れる「送金」にタッチした瞬間に、犯罪者への送金が完了してしまう。最近では、貼られているQRコードを読み込むと、スマホに入っている情報がすべて抜き取られるという犯罪も出始めました。