導入事例

お客様に聞く - シアークラフト株式会社様



シアークラフト株式会社について
シアークラフト株式会社は、2011年設立のITソリューションベンダーです。シアークラフトが、2020年に開発した「給与前払い・経費精算・勤怠管理システムTRCD-002」において、飛天ジャパンのAI顔認証端末 SpeedFace-V5L(TI)を採用しました。

今回、TRCD-002に飛天ジャパンのAI顔認証端末を採用した経緯と評価などをシアークラフト株式会社の代表取締役である青木孝准様にお話を伺いました。

※ 新型コロナウイルス感染症拡大防止のためマスクを着用の上、インタビューを実施しております。

運送・物流業界の課題を解決する照栄グループ


代表取締役 青木孝准様

― シアークラフトは、どのようなお仕事をされていますか。

弊社は、運送・物流業界のコンサルタントを行っている株式会社照栄の子会社で、業務システムなどをオーダーメイドで開発しています。

通常のパッケージ製品では、色々なことが出来るけど不要な機能も多い、かゆいところに手が届かない、特殊な業務などが多いのでカスタマイズが必要、といった要望に対応してフルスクラッチでのシステム構築や提案をしています。

エンドユーザー様は運送・物流業界が多いので、車の管理や業務管理が多いですね。他の業界も多岐にわたっており、工場の生産管理、工程管理システムや、入出庫管理なども開発しています。

現金を扱う業務を効率化するTRCD-002


TRCD-002

― 給与前払い・経費精算・勤怠管理システムTRCD-002とはどういう製品でしょうか?

TRCD-002は、企業内の様々な現金の入出金を管理し効率化する専用機として開発しました。給料の前払いをしたい会社、前払いで貰える仕事をしたい人のためのシステムです。前払いをしたいけど現金を用意するなどの事務作業に手間がかかるので、前払い制度が導入出来ないという企業向けですね。

経理部門では、前払いの申請時点での給与の確定や支払いの手間がかかるなど、労働管理や賃金の計算といった事務負担が軽減されます。そして、現金を預かるというストレスから解放されます。

前払い制度を使いたい従業員も、いざ実際に貰う段階で「前払い欲しいんです」と経理に面と向かって言えない人のためのものです。 給与前払いサービスは、お金を借りるのではなく、それまでの労働時間に応じた金額の範囲で必要な金額を給料日前に専用の機械から、対面的な恥ずかしさや気兼ねなく受け取ることが出来ます。

冠婚葬祭などの急な出費や前月の給与を使い切ってしまったなど、現金が必要になった時に便利なサービスで、福利厚生の一環として運輸・物流業界では高いニーズがあります。

TRCD-002を導入していた企業様では、前払いOKの求人を見て応募される方があったり、就労される方の定着率が上がったという話も聞いております。

― 他の給与前払いシステムとの違いは何でしょうか。

給与前払いシステムの多くは、銀行やコンビニATMとの連携が必要だったため、システムを利用するたびに従業員が数パーセントの手数料や時間外手数料を負担しなくてはいけません。社内に置くことが出来るTRCD-002では、何度利用しても手数料は一切かかりません。

また、専用機であるために入金にも対応しています。営業が集金してきたお金を経理に渡して入金処理をするのですが、その場では確認しているけれど、後で集計したら金額が合わなかったというようなトラブルが発生することがあります。

セルフレジのような機能を持つTRCD-002では、認証された従業員が、いつ、いくら入金したということが記録されるので、集計で金額が違うということは発生しません。  

― 仮払にも対応しているそうですが。

はい。例えば、陸運局の窓口での支払いは現金のみで、担当者は申請を行うたびに10万円近い金額を建て替えるのは、経済的な負担が大きいです。

あとで経費精算するか、仮払い申請を行って経理担当者から現金を手渡しで受け取る必要があります。個人で10万円の必要経費を建て替えるのは、経済的な負担が大きいですし、経理担当者が仮払金を用意するのも金銭が伴うので精神的にも業務的にも負担が大きいです。

コロナ禍で体温測定ニーズが高まる。


開発中の様子

― 飛天ジャパンのAI顔認証端末を採用した経緯についてお聞かせください。

TRCD-002の認証方式のバリエーションを増やそうと考えていました。冷蔵倉庫内で作業を行う食品加工業のお客様から、手のひらの生体認証以外の方法が欲しいという要望がありました。

体温が低めの方だと生体認証の読み取り精度がすごく下がり、手を温めないと認証しないということが起きました。他にも手のひらの傷や汚れなどのコンディションによって、読み込まないことがあったので、手のひら認証、ICカードリーダに加えて顔認証を検討しようとしていました。

同じころ新型コロナウィルスの流行により、体温を測定する要望が急に高くなりました。2020年の夏ごろから、体温と顔認証の両方の機能を持つ認証機が必要になり検討を始めました。

コンパクトなサイズとプログラム連携が決め手


操作画面

― 飛天ジャパンのAI顔認証端末を選ばれた理由についてお聞かせください。

1.コンパクトなサイズであること
5インチというコンパクトなサイズであることです。最初に他社の顔認証端末を試したのですが、タブレット端末のサイズが大きく、価格も高額でした。

当時は、8インチサイズのものしか無く、タッチパネルの横に大きなタブレットを置くのは圧迫感もあるし、操作もしにくくなります。悩んでいたところ、良いタイミングで5インチサイズの飛天ジャパンのAI顔認証端末が出てきたのです。

2.プログラム連携できること
プログラム連携が可能なことも導入に至った理由のひとつです。現金を扱う装置なので当然認証機能は必要ですが、出退勤の時間、体温データ、画像データなどを勤怠管理システムと連携させる必要があります。プログラム連携はシステム開発上、必須でした。

特に体温測定は、会社では出社時に測るというルールになっていますが、実際の運用では体温を測り忘れたり、ノートに記帳し忘れたりと人的なミスが発生します。TRCD-002であれば、出勤の際に自動測定されるのでルールも守れますし、データの記録漏れもなくなります。Withコロナの時代では、社員管理のために必要なツールになっていくと思います。  

サポート体制と商品力

― 飛天ジャパンの評価はいかがでしょうか。

非常にサポートの対応が早いですね。メインが情報漏洩や認証などのセキュリティ製品の会社なので、サポートがすぐに電話で対応してくれます。昨今は、サポートがメールのみという会社も多いので、スピーディーな対応に大変助かっています。開発用の資料などもすぐに提供いただけましたし、非常に高く評価しています。 

― 飛天ジャパンへの今後の期待について教えてください。

サポートは、先ほどお話ししました通り満足しています。引き続き手厚いサポートを期待します。

現在の顔認証端末は静脈認証に比べるとコストが高いのですが、飛天ジャパンの顔認証端末はバリエーションも多く、間もなく出る新型では、お客様も静脈認証とコスト面で比較検討できるものになりそうです。飛天ジャパンには、これまで同様に時代に合った製品やサービスの提供をお願いいたします。


右から、青木社長、SEの高橋様、竹内様

青木様、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

導入製品詳細


※ シアークラフト株式会社のホームページ
※ 取材日時 2021年3月
※ 取材制作:カスタマワイズ

 

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