インターネットバンキング不正送金『MITB攻撃』対策をテーマとしたセミナーを実施
飛天ジャパン株式会社は、JCSSA(一般社団法人日本コンピュ-タシステム販売店協会)主催の「9月度定例セミナー」にて、トレンドマイクロ株式会社と共同でセキュリティ講演を行いました。
(会場:大塚商会本社セミナールーム)
【講演内容】
1.インターネットバンキング不正送金『MITB攻撃』対策(講演者:代表取締役 李戦海)
2.機密情報漏えい、POS狙うウィルス攻撃の対策 (講演者:取締役 岑 慕蘭)
(講演風景:代表取締役 李戦海)
本セミナーでは不正送金問題の現状、セキュリティ対策の比較をまじえ、「MITB攻撃による不正送金対策に有効なデバイス」、及び「機密情報漏えい対策」のご紹介を行い、多くのお客様にご来場いただき、高い関心が寄せられました。
(講演風景:取締役 岑 慕蘭)
【セミナー概要】
<インターネットバンキング不正送金『MITB攻撃』対策>
2014年に入り、法人向けサービスにおける不正送金被害が急増し、多くの金融機関で対策が講じられています。また、攻撃側の手段もより高度化しており、これまでの対策だけでは、攻撃を防止することが困難な状況が発生しております。
直近では、従来のワンタイムパスワードを利用したセキュリティ対策を実施していた大手都市銀行でも、MTIB攻撃と呼ばれる最新型の攻撃により、不正送金の被害が発生しました。
MITB攻撃への対策には、テンキー型のワンタイムパスワード生成器を使用し、従来のワンタイムパスワードに加えて、振込情報の正当性を保証するトランザクション署名を実施することが有効な手段のひとつとなります。
中国国内では、法人向け一括送金対策にも対応可能な対話型USBトークンを利用し、振込情報に電子証明書を利用して署名を行う方式も、MITB攻撃による不正送金対策として、多くの銀行に採用されております。
インターネットバンキングへの不正攻撃が数多く報告される中国の厳しい環境で揉まれながら、100以上の金融機関、数千万個以上と世界最大級(自社調査データ)の導入実績を持つ最新のセキュリティデバイスを、飛天ジャパンは、国内の金融機関に提案します。
不正送金をはじめとするインターネットバンキングに対する攻撃は、より高度化・複雑化する様相を見せており、複数のセキュリティ対策を組み合わせて併用すること、将来を見据えた半歩先のセキュリティ対策を実施することが、リスクを低減するために有効な方策となります。
本セミナーで使用した資料をご希望の方は、こちらのページより「不正送金対策セミナー資料希望」とお申込み下さい。
<機密情報漏えい、POS狙うウィルス攻撃の対策>
POSレジからクレジットカード情報などを盗み取るウイルスが日本に上陸しました。海外に目を向ければ100万から数千万件の単位でデータが盗み取られる被害が続出しています。はたして攻撃者はどのような手口で侵入しているのでしょうか。米国の事例をはじめ、日本国内での大型情報漏えい事故を背景に、このような情報漏えいに対して、どのような対策が有効なのかを講演でご紹介しました。
大手教育業界にて発生した顧客情報漏えい事件の影響を受け、スマートフォンやUSBメモリー等の外部記憶媒体に対する、セキュリティ強化のニーズが非常に高まってまいりました。
万一、情報漏えい事故が発生してしまった場合には、その企業に与えるダメージは甚大なものがあり、対象者様への謝罪対応費用をはじめ、顧客対応人員の確保、信用回復対策等の付随費用が必要になるケースがほとんどです。経営陣の責任追及に及ぶ事態に発展しかねません。
講演でご紹介しました『SecureCoreRSS』は、すでに国内複数の官公庁や企業様へ、外部記憶媒体からの情報漏えい対策、内部不正防止を目的に16,000ライセンス以上、導入していただいております。
本セミナーで使用した資料をご希望の方は、こちらのページより「情報漏えい、内部不正防止対策無料資料希望」とお申込み下さい。
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