USBキー ePass2001 USBトークン
オンライン取引や情報通信全般におけるパーソナル・セキュリティ・デバイス
USBキー[ePass2001 USBトークン]は、8bitスマートカード・チップを内蔵し、通常スマートカードとカードリーダーのセットで実現される機能を本体一つで実現できます。
RSA2048bit、AES256bit、SHA-2の「次世代暗号アルゴリズム」をePass2001の内蔵ICチップでオンボードで処理します。秘密鍵・公開鍵ペアの生成や認証、署名処理はUSBトークン内部で行い、最高レベルのセキュリティを実現し、「暗号2010年問題」対応するセキュリティ・デバイスとして利用されます。
VeriSign、Entrust、Betrustedなどの主要な認証局の電子証明書をはじめ、CheckPoint VPN-1、Cisco VPN3000、NetScreenなどの様々な製品をご利用される際の電子証明書や秘密鍵の格納に対応しています。証明書の連続格納ツールがSDK(開発キット)に標準搭載しており、電子証明書の連続発行や管理作業を手軽で実現可能です。
PKCS#11サポートするため、WindowsOS以外、Linux/MacOSにもご利用頂けます。
USBキー[ePass2001 USBトークン]はドライバレス製品です。WindowsにインストールするだけでMicrosoft Outlook, Internet ExplorerなどのMicrosoft CAPIやPKCS#11に準拠したPKIアプリケーションに対応し、電子メールの暗号化、デジタル署名、セキュア認証、VPN接続、SSLウェブサイト認証のアクセスなどに利用頂けます。
注)ドライバレス製品として、ドライバとOSの相性問題がありません。PC/SC非対応のため、下記はサポートしておりません
- Microsoft Windowsスマートログオン(リモートデスクトップ接続を含む)
- Microsoft WindowsリモートアクセスVPN
(上記以外にもPC/CSに直接アクセスするVPNアプリケーションには対応しておりません)
※PC/SC (Personal Computer/Smart Card)は、Windows環境でICカードを利用するための標準アプリケーションインターフェイス仕様です。
USBキー ePass2001 USBトークン製品特徴
- 高速ICカードチップ搭載
- キーペア(公開鍵・秘密鍵)直接内部生成可能
- RSA2048ビット鍵まで対応(ハードウェア)
- オンボードRSA、DESと3DESアルゴリズムに対応
- オンボード乱数生成による暗号化
- オンボードデジタル署名
- 主要PKI暗号化アルゴリズムとスマートカードアプリケーションのサポート
- ActiveXコンポーネントやJavaApplet によるアクセスのサポート
- 電子証明書の格納(USBキー内で認証を行います。)
- RoHS指令対応、FCC/CE認定取得
USBキー ePass2001 USBトークンの長所
各種規格の準拠
PKCS#11、MS CAPI、ISO 7816-3等、各種標準に準拠
優れた携帯性
USBキー[ePass2001 USBトークン]は動作中のPCでも抜き差し可能で、簡単に電子証明書を携帯することができます。
秘密鍵の安全なストレージ
大切な秘密鍵をPCで保管する必要がなく、秘密鍵をハッカーの脅威から保護します。
低コスト
USBキー[ePass2001 USBトークン]は通常スマートカードを利用する時のように、カードとカードリーダーをセットで準備する必要がなく、低コストを実現しています。
証明書管理
USBキー[ePass2001 USBトークン]は複数の秘密鍵・公開鍵の格納に加えて、ルート証明書や中間証明書をそれぞれ格納する事が出来ます。
容易な証明書管理
USBキー[ePass2001 USBトークン]に証明書を格納するには、ブラウザーから直接行う方法と、PCに保存された証明書ファイル(PFX、P12、P7B、CERなど)を付属の管理ツールを利用してインポートを行う方法があります。
ブラウザー経由の直接インポート
ブラウザー経由で証明書を発行した場合、直接USBキー[ePass2001 USBトークン]に格納する事ができます。
証明書を管理ツールから直接インポート
ePass2001 USB管理ツール(右図)では、証明書のインポート以外に、証明書の管理、PIN番号の変更、USBトークン名の変更、ロックの解除、USBトークンの初期化などを行う事ができます。
付属ツール類は日本語対応
USBキー[ePass2001 USBトークン]に付属する管理ツールなどは日本語に対応しております。
弊社取扱製品ePass2000製品との違いについて
- ePass2000とePass2001のミドルウェアは互換性がありません。
- 1台のパソコンでePass2000とePass2001を同時に接続して使用することは可能です。
(それぞれのミドルウェアを事前にインストールする必要があります。) - ePass2001では下記をサポートしておりません
Microsoft Windowsスマートログオン(リモートデスクトップ接続を含む)
Microsoft WindowsリモートアクセスVPN
(上記以外にもPC/CSに直接アクセスするVPNアプリケーションには対応しておりません)
ePass2001 USBトークン製品仕様
対応OS |
Windows 2000 Windows XP(32/64bit) Windows Server2003(32/64bit) Windows Vista(32/64bit) Windows Server2008(32/64bit)、Windows Server2008R2 Windows 7(32/64bit) Windows 8/8.1(32/64bit) Windows 10(32/64bit) Mac OSX10.3以上 Linux |
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対応規格 | PKCS#11, Microsoft CAPI, X.509 v3 Certificate Storage, SSL, IPSec/IKE, ISO 7816-3 and 4 compliant |
プロセッサー | 8 bit |
メモリーサイズ | 32K |
オンボード暗号化アルゴリズム | RSA512/1024/2048, DES, 3DES, SHA-1, SHA-2 |
寸法 | 58×19×9mm |
重量 | 8g |
消費電力 | 250mW |
動作温度 | 0 ~ 70℃ |
保存温度 | -40 ~ 85℃ |
保存湿度 | 0 ~ 100% (結露なきこと) |
コネクタタイプ | 標準USB1.1 デバイス、USB2.0 インタフェースも利用可能。 USBオス Aタイプ |
メモリデータの保存期間 | 10年以上 |
メモリのリライト | 100,000 回以上 |
ハードウェア認定 | RoHS指令/WEEE指令、CE規格、FCC規格 |