導入事例
お客様に聞く - 株式会社安心堂様

株式会社安心堂は、静岡県静岡市に本社を置き時計・宝飾などの販売を行っている企業です。
今回飛天ジャパンのワンタイムパスワード(OTP)トークン「C200 I34」を採用した経緯と評価などを、取締役社長室長の永田高志様にお話を伺いました。
※ 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、オンラインでインタビューを実施しております。
創業110周年、静岡に根ざし、時計・宝飾・メガネを通じて、お客様とつながる安心堂
取締役社長室長 永田様
1912年に創業された株式会社安心堂は、100余年の歴史と伝統を持つ宝飾品・時計・メガネ・美術工芸品の専門店です。独立店舗が6店舗、松坂屋静岡にROLEXの専門店、パリにも1店舗を構え、国内外の数十ブランドを取り扱うなど、幅広い事業を展開しています。
富裕層の顧客情報を安心・安全に管理
– 今回導入した飛天ジャパンのワンタイムパスワード(OTP)トークン「C200 I34」は、どのように利用されているのでしょうか。安心堂の110名の営業担当者は、お客様との接客後に商談情報をSalesforceに入力します。そのSalesforceにログインする際に使用しています。ただ、通常の法人営業とは異なり店舗で接客しておりますので、個人専用のパソコンは持っていません。5人から8人で1台のパソコンを共有して使うため、OTPトークンをセキュリティの観点から使用するようにしました。
弊社のお客様は、宝飾品・時計などをご購入いただく富裕層の方が中心ですので、個人情報の管理には特に注意を払っています。
Salesforceの多要素認証(MFA)必須化を機に、ハードウェアトークンの導入を検討
– 飛天ジャパンのワンタイムパスワード(OTP)トークン導入の経緯について教えてください。
2021年3月にSalesforceから「多要素認証への対応のお願い」が発表され、2022年の2月から多要素認証(MFA)が必須となりました。Salesforceでは、Salesforce Authenticatorを利用した多要素認証を推奨していますが、弊社では営業担当者に業務用スマートフォンを支給していないので、物理的な認証デバイスが必要になりました。
当初は飛天ジャパンのePass FIDOを検討していましたが、認証デバイスを担当者が制服のポケットに入れて接客時に持ち歩くこと、使用の際に都度抜き差しすることなども考慮してOTPトークン「C200 I34」を採用いたしました。
1.ハードウェアトークンでSalesforceの多要素認証(MFA)に対応
Salesforceの多要素認証(MFA)に対応しているハードウェアトークンであることが、決め手としては一番大きかったと思います。調べた限りでは、他社はECサイトで販売されているだけで、情報が少なくて困りました。
個人専用の端末を「使用しない」または「使用できない」企業にとってはハードウェアトークンの選択は最適であると言えますし、使用する端末と「多要素認証」機器が物理的に分かれていることも、セキュティ上強固であると考えていました。
2.対応の良さ
いくつかハードウェアトークンを提供している会社に問い合わせたのですが、きちんとした対応をしていただけたのは飛天ジャパンだけでした。他社は、そもそも連絡方法が分からないなど、導入後のサポートに不安がありました。
3.Salesforceに特化した設定マニュアル
現在は営業への展開に向けてセットアップが終わったところです。OTPトークンへの切り替え設定も、Salesforceに特化した設定マニュアルが用意されており、親切で大変助かりました。
まだ実際には複数のアカウントでテストしただけですが、ログインから初期の操作画面まで何も不具合なく出来ました。2022年1月から実運用に入りますが、大きな問題は出ないのではないかと考えています。
導入にあたり、技術サポートのレスポンスは迅速でした。将来、人員が増えた時の導入数量についても、小ロットで柔軟な対応が出来るなど、我々のような小さな会社でも小回りの利く対応をしていただきました。
飛天ジャパンには、引き続き使い易いトークンの開発を希望するとともに、ご支援いただければ幸いです。

永田様、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。
※ 株式会社安心堂のホームページ
※ 取材日時 2021年11月
※ 取材制作:カスタマワイズ
2021年3月にSalesforceから「多要素認証への対応のお願い」が発表され、2022年の2月から多要素認証(MFA)が必須となりました。Salesforceでは、Salesforce Authenticatorを利用した多要素認証を推奨していますが、弊社では営業担当者に業務用スマートフォンを支給していないので、物理的な認証デバイスが必要になりました。
当初は飛天ジャパンのePass FIDOを検討していましたが、認証デバイスを担当者が制服のポケットに入れて接客時に持ち歩くこと、使用の際に都度抜き差しすることなども考慮してOTPトークン「C200 I34」を採用いたしました。
Salesforceの多要素認証(MFA)に対応していること
– 選定にあたっての評価基準について教えてください。1.ハードウェアトークンでSalesforceの多要素認証(MFA)に対応
Salesforceの多要素認証(MFA)に対応しているハードウェアトークンであることが、決め手としては一番大きかったと思います。調べた限りでは、他社はECサイトで販売されているだけで、情報が少なくて困りました。
個人専用の端末を「使用しない」または「使用できない」企業にとってはハードウェアトークンの選択は最適であると言えますし、使用する端末と「多要素認証」機器が物理的に分かれていることも、セキュティ上強固であると考えていました。
2.対応の良さ
いくつかハードウェアトークンを提供している会社に問い合わせたのですが、きちんとした対応をしていただけたのは飛天ジャパンだけでした。他社は、そもそも連絡方法が分からないなど、導入後のサポートに不安がありました。
3.Salesforceに特化した設定マニュアル
現在は営業への展開に向けてセットアップが終わったところです。OTPトークンへの切り替え設定も、Salesforceに特化した設定マニュアルが用意されており、親切で大変助かりました。
利用者が戸惑わずに使える
– 飛天ジャパンのワンタイムパスワード(OTP)トークンの利用者からの評価はいかがでしょうか。まだ実際には複数のアカウントでテストしただけですが、ログインから初期の操作画面まで何も不具合なく出来ました。2022年1月から実運用に入りますが、大きな問題は出ないのではないかと考えています。
手厚い飛天ジャパンのサポート
– 飛天ジャパンの評価と今後の期待についてお聞かせください。導入にあたり、技術サポートのレスポンスは迅速でした。将来、人員が増えた時の導入数量についても、小ロットで柔軟な対応が出来るなど、我々のような小さな会社でも小回りの利く対応をしていただきました。
飛天ジャパンには、引き続き使い易いトークンの開発を希望するとともに、ご支援いただければ幸いです。

永田様、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。
導入製品詳細
※ 株式会社安心堂のホームページ
※ 取材日時 2021年11月
※ 取材制作:カスタマワイズ