導入事例

お客様に聞く - 京成バスシステム株式会社様



京成バスシステム株式会社は、千葉県船橋市に本社を置くバス事業者です。京成電鉄の連結子会社であり、京成グループの企業のひとつになります。
今回、飛天ジャパンの検温可能なAI顔認証端末SpeedFace-V5L[TI]を採用した経緯と評価などを、京成バスシステム株式会社の営業部長である小池明仁様にお話を伺いました。
※ 新型コロナウイルス感染症拡大防止のためマスクを着用の上、インタビューを実施しております。

京成バスシステムについて


取り付ける様子

― 京成バスシステムは、どのような会社ですか?

京成電鉄の子会社でたくさんの会社があるのですが、京成バスシステムという会社は、貸切バスをメインとする会社です。現在、貸切車両が51台、うち18台が観光バス、残りは企業様の貸切車両です。船橋には多くの食品コンビナートや工業団地がありますので、地元企業様の送迎にご利用いただいています。

あとは、船橋駅南口・京成船橋駅、南船橋駅・下総中山駅を発着する乗合バス路線を地元の足として運行しています。船橋の海浜公園へ行くバスも私どもが運行しています。

― 飛天ジャパンの検温端末SpeedFace-V5L[TI]は、どのバス向けに使われているのでしょうか

18台ある観光バスに使われています。10台購入させていただいたのですが、自社のバスツアーで使用する車輛に使っています。

色々なエージェント様が様々なツアーの広告を出していて、皆さんもいちどは目にしたことがあると思いますが、私どもは社内にバスツアーの企画専門の部署がありまして、自社でオリジナルのツアーを企画してお客様に販売しています。バスの運行会社が、自社でバスツアーを企画しているのは少ないのではないでしょうか。京成グループの会社でも、2~3社くらいですね。

そういった自社ツアーの時に飛天ジャパンの検温端末を使用しています。お客様にも、しっかりコロナ対策を取ってバスツアーを運営していることをお伝えしています。

アフターサービスがしっかりしていること


搭乗者はここで検温を行う

― 飛天ジャパンのSpeedFace-V5L[TI]を導入した経緯について教えてください。。

最初の1台は、従業員が検温をするために購入しました。代理店さんから紹介してもらったので、飛天ジャパンのことは良く知らなかったです。打ち合わせの段階から、代理店さんには信頼できる製品を紹介してくださいと伝えていました。
京成グループ全体で、20年以上の取引があり信頼のある商社さんから「飛天さんの製品が非常に良いですよ」と提案されました。

正直なところ、飛天ジャパンの検温端末は、価格的には少し高価かなと思いました。ネットで探すと非常に安価なものも、
その当時からたくさんありましたので。

でも、言い方が悪いですけど、安かろう悪かろうという製品では、後で色々な問題が起きたらいけませんので、やはりアフターサービスをしっかりいただけるところ、そして価格ではなく、良い製品を選ぶという観点で検討しました。

最初、ちょっとしたトラブルがあったのですが、すぐに対応していただきました。結果的には設定の問題でしたが、そうした対応をしていただけたことで安心感が生まれました。やはり、価格よりもアフターフォローをしっかりしてもらえるところを選んで良かったと感じましたね。また、ご紹介していただいた商社さんに対する信頼もあります。

身体が冷えた状態で測定できないのでは意味が無い


検温中の様子

― 最終的に飛天ジャパンのSpeedFace-V5L[TI]を選んだ基準について教えてください。

まず、形状ですね。最初、顔に向けて測る赤外線体温計を試してみたのですが、ピストルみたいなタイプです。個人的には顔に向けられるのが、どうしても馴染めないですね。検温計だと判っていても、乗車されるお客様に向けたくはないです。

そして、精度です。ピストル型の赤外線体温計ですと、寒いときに外から入ってくるとLOWばかり表示され、全く測れません。これは結構重要なポイントで、コロナ禍という世の中で「そんな測れない装置だったら意味がないだろう」ということで、使用は控えることになりました。

それで、従業員用に体温を測るために導入した検温端末SpeedFace-V5L[TI]を、「じゃあ、バスでもどうだろう」ということで検討してみました。元々は車載用ではなかったのですが、観光タイプのバスには100V電源がありますので使ってみようということになりました。

お客様の反応が凄い

― 飛天ジャパンのSpeedFace-V5L[TI]の導入効果について教えてください。

お客様の反応が凄いですね。絶賛です。先日のツアーに立ち会ったのですが、お客様から「うわー凄い」と言われました。まさか、バスの乗車口に検温端末がついているとは思わないですからね。大型店舗や飲食店の入口に置いてあって見慣れている人もいるかと思いますが、観光バスに設置してあるのを見るのは初めてだったのでしょうね。

お客様も乗務員も最初は慣れなかったですね。検温端末との距離や角度、上手く測れない時に身体をずらすようにお願いもしないといけません。まだ、やり方を試行錯誤しています。デパートの入り口に置いてあるので、お客様もなんとなく慣れてきているのでしょうけど。   

― これまで実際に熱のある方やマスクを着用していない方は検知されたのでしょうか?

検温端末を使用してからはありません。マスクを着用していないというのを検知したことはあります。もちろんお客様も、バスツアーで旅行となると気分が舞い上がりますから、トランクへ荷物を預けた後に苦しくて無意識にマスクをずらしてしまったのでしょう。

お客様に安心・安全なツアーを提供するために


最初の1台は出勤時の検温で使用

― 計測したデータは、どのように活用されていますか。

体温データとマスクの有無、顔写真を撮影しています。体温を計測した証拠として残すことが大事で、お客様にも「熱のある/ない」はデータとして残しているので見間違いだと言われることもありません。もちろん、言われる可能性はありませんが、ゼロではない。いろんな想定をしなければいけません。
測定したデータは個人情報になりますので、一定期間が経過したら消去するようにしています。

何か問題があったら、データを取っておく。その時には熱が無いけど、後から熱が出たら、ツアーの時には何度だったのかと。病院や保健所にもきちんとやっていると言える仕組みは必要ですね。顔写真と撮影時刻やデータが残っていれば、問題ないですから。

観光バスなので、基本的に「旅行に参加する前に具合が悪い方はご遠慮ください」とご案内もしていますし、前日の健康状態のアンケートを貰っています。当日も乗車の際に検温をします。

非常事態宣言をチャンスに変える

― バスに検温端末を付けるのは、どのような問題がありましたか。

専用の取り外しができる固定具を作りました。基本的には運転席周りに装備に関係ないものは、規制上取り付けることが出来ません。装着した状態で走行すると安全運転に支障が出ますので、将来的には検温端末をうまく格納するような車両を作ってくれれば良いのですが。

観光バス用に導入したのは、去年の12月末ですね。最初は乗降ステップを上がると左側に乗務員の小物入れがあって、そこに検温端末を置いて乗降される方に向けていましたが、ただ立てかけて置いていたので、ある時にお客様の鞄が当たって倒れてしまいました。床には落ちませんでしたが、そういう小さな問題があれば、何か良い策を考え改良していく必要がありました。

非常事態宣言で多少時間に余裕があったので、型を取って加工したものを棒で固定することを検討して、今のような形で取り外しができるものになりました。検温が終わったらすぐに衝撃性の強いケースにしまうようにしています。手荷物扱いなので許可も不要です。

感染予防として、半永久的にやって行く必要がある

― 飛天ジャパンのSpeedFace-V5L[TI]をおすすめする理由についてお聞かせください。

検温端末というと簡易な赤外線型になってしまいますが、将来的にやはりAIで体温やマスクの有無を測定してくれる機器が必須になってくると思います。
コロナが収束しても感染予防として半永久的にやっていく必要があります。お客様の健康状態を見極めるのも、これから必須になるのかなと思っています。安心・安全をそういう形でこれからも運用していこうと考えています。

― 飛天ジャパンに期待することについてお伺いさせてください。

車載なので、もう少しコンパクトなものが欲しいですね。今の端末は、機械の上にカメラがついていますが、もう一回り小さいと有難いなっていうところはあります。

これから色々な製品を開発されると思いますが、弊社京成グループが日本のバス業界の見本になるような関係になれれば良いなと思っています。



小池様、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。

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※ 取材日時 2021年4月
※ 取材制作:カスタマワイズ