国内初、完全自動化セルフオペレーション店舗を
支援した顔認識AIスタッフ|飛天ジャパン

 全国に複合カフェ「スペースクリエイト自遊空間」を展開する株式会社ランシステムは、2018年2月3日正午、国内初となる完全自動化セルフオペレーション店舗(自遊空間 成増店)をリニューアルオープンいたしました。そしてお客様の来店時、セルフオペレーションへ誘導する自動案内システムとして、飛天ジャパン株式会社の「顔認識AIスタッフ」が採用されました。

 無人店舗ではスタッフがいらないと言う利点がある反面、スタッフがいないために「初来店のお客様は、開店していないと勘違いしてしまう」と言う問題点を抱えます。飛天ジャパンでは、その問題点を顔検知システムで改善・実現いたしました。

 無人の入口にセンサーを設置して音声を流すと言う選択肢はあります。自遊空間では、既存店でのセンサーの導入経緯がありましたが、何にでも何度でも反応してしまうため実用的とは行きませんでした。そこで今回導入したのが、飛天ジャパンの「顔認識AIスタッフ」です。入店時にお客様の顔を検知したタイミングで、店内へ誘導するための動画をモニターに流します。顔を検知するため、お客様以外には反応しないことと、退店時には流れないこと、そして何よりもお客様に楽しんでもらうことができます。

 今後、店内のセキュリティとアミューズメント性、利便性を高めるために、店内のお客様が顔情報1つで楽しめる仕組みを提案中です。採用されれば、一般的な顔認証の仕組みとは異なり、「お客様個人を特定しない形(顔データを顧客データ化しない)で、店内のお客様個人のユーザビリティを上げる顔認証」と言う新しい取り組みが行なわれます。

人工知能がお客様を認識。マーケティングの常識が変わります。

 iPhone Xの登場で、コンシューマが顔認証と言う利便性の高い仕組みに触れました。それにより各企業でID・パスワードからID・生体(指紋・顔認証)へと言う風潮がございます。

 飛天ジャパンでは指紋・顔を使った「認証強化」と言うキーワードでの取り組みにも力を入れる反面、利用者側の「利便性アップ」に注力しております。

 今までのシステムでは、お客様へのサービス提供のトリガーとして、お客様によるボタンのクリックや自動開始時間設定など、何らかのアクションまたは予測設定が必要でした。顔認証はそれらを覆します。お客様は何もしなくても、お客様を認識したAIが自動的にアクションを開始し、タイムリーにサービスを提供します。これからのコンシューマサービスは変わります。サービス事業者のマーケティング部がコンサルティング会社に数千万を投じて、ユーザ・エクスペリエンス(ユーザの体験を統計的に形にする)、カスタマージャーニーマップ(ユーザが購入に至るまでのプロセスを可視化したフロー図)などからお客様の行動を予測して、サービス提供(システム起動)のタイミングを推測・設定していましたが、これからはその必要もなくなります。お客様がサービスを欲したその瞬間に、そのお客様に合ったサービスを提供できるのです。マーケティング業界は変わります。

ユーザーフレンドリーを目指した未来型セルフサービス

 顔認証システムを導入することの意味は大変大きく、お客様に対するサービス向上を実現することができます。店内のセキュリティ強化など、安全面での取り組みも必要ですが、とにかく店内の空間を楽しんでいただきたいと言う店舗は多いです。そのような店舗において、飛天ジャパンでは「店内にいる間は顔情報だけで様々なサービスが利用できる」と言う取り組みを目指します。例えば、「複合カフェ内では、ドリンクや本を持った両手塞がりの状態が想定されます。その状態で、安全のために設置された個室ドアロックを解除するのはとても大変です。このようなシーンでは、個室ドアの前に立つだけで自動的に顔の認証がなされ、ドアのロックが自動解除される。」など、「お客様の安全性を担保しつつ利便性が損なわれない顔認証システム」を、提供して行きたいと考えております。


「顔認識AIスタッフ」/飛天ジャパン
https://ftsafe.co.jp/products/facetech/


複合カフェ店舗の自動化促進 セルフオペレーション・事前予約システム導入 自遊空間成増店 2/3 リニューアル|株式会社ランシステム
https://www.runsystem.co.jp/g1-pr/12536


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