Google社は推奨二要素認証セキュリティキーにFeitian Technologies製品を採用

従来のパスワードおよびその他の共通鍵暗号方式システムは、これまで何十年もの間、主要なセキュリティ保護としてユーザーに役立ってきました。しかし、現在、攻撃手法がますます進歩し、且つコンピュータの処理能力の向上によってソーシャルエンジニアリング攻撃はあらゆる所に存在しています。アカウント情報を保護するための主な手段としてのパスワードでは十分なセキュリティが担保できなくなっています。

そして、個人情報により敏感な人々、例えば、記者、ビジネスリーダーや政治家などは、より激しいより高度な標的型攻撃を受けています。そのような人々の個人情報の漏洩は、より深刻な財産の被害につながることが多々あります。

Google社では、このようなハイレベルな保護を必要とするユーザーのニーズのために、フィッシング攻撃を完全に防ぐことができる「高度な保護機能プログラム」でユーザーのアカウントを保護します。それは、最も強固なフィッシング対策となる物理セキュリティキーです。

Google社はフィッシングが、アカウントや個人情報への不正アクセスにハッカーが使用する典型的な手口だと考えています。強固なフィッシング対策を可能にするため、「高度な保護機能プログラム」では、 従来の2段階認証プロセスを越える保護プログラムを提供しています。アカウントにログインするには、パスワードと物理セキュリティキーが必要になります。SMS や Google 認証システムアプリから送信されるコードなど、他の認証方法は使用できなくなります。すべてのユーザーはログイン時にはパスワードと物理セキュリティキー(ECDSAアルゴリズム)で認証を行います。

また、サードパーティの新しいアプリやサービスに登録する際、例えば、サードパーティのメーラーを使用して、Gmailにアクセスする場合、個人情報が漏えいする可能性があります。信頼するアプリでも悪用または偽装されている可能性があるためです。このような脅威から保護するため、Google社の「高度な保護機能プログラム」では、最も重要な機密データへのサードパーティ製アプリによるアクセスを自動的に制限します。

ユーザーがGoogle社の「高度な保護機能プログラム」を有効にすると、ユーザーは2つのセキュリティトークンをそれぞれ購入して登録するように案内されます。マスタートークンはFeitian Technologies(略称:飛天中国) MultiPass FIDO Bluetoothセキュリティトークンで、バックアップトークンはYubico USBセキュリティトークンとなります。この2つのトークンは、任意のプラットフォームまたはモバイルデバイス上で使用することができます。マスタートークンを紛失した際、バックアップトークンを使用してコンピュータ上で新しいマスタートークンを再登録することができます。


※Feitian MultiPass FIDOセキュリティキーはAmazon日本でも購入できます。ご購入時には上図のようにリンクをクリックしてください。



飛天中国は20年近く蓄積されたセキュリティ技術と優れた製品品質により、Google社から信頼を獲得し、さらにGoogle社に製品やサービスを提供することに成功しました。これは飛天にとって国際的ビジネスの発展のマイルストーンです。

飛天中国は、世界をリードするスマートカードオペレーティングシステムおよびデジタルセキュリティシステムのトータルソリューションプロバイダおよびサービスプロバイダです。
飛天中国は、FIDOアライアンスのボードメンバーにAlibaba、Lenovoに続き、3番目に加入しました。飛天中国の日本総代理店である飛天ジャパンは2004年に設立してから、官公庁や大手企業をはじめとする500以上の企業・組織に飛天製品を導入しております。日本においてはこれからも、すべての顧客に便利で安全な認定製品とソリューションを提供するために、たゆまぬ努力をし、躍進し続けます。

飛天のFIDO準拠製品は以下リンクからご覧ください。
ePass FIDO®-MultiPass
ePass FIDO®-NFC
ePass FIDO®-Standard
https://ftsafe.co.jp/products/fido/


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