ソフトウェアの不正コピーやライセンスの不正使用が深刻化している中で、USBポートに差し込むだけでソフトウェアの不正使用を防止できる小型デバイス「USBドングル」。アプリケーションを起動するときに、物理的な「キー」として働き、ソフトウェアの不正コピーや不正使用を許しません。

USBドングルは自動車の「キー」と同じような役割

ドングルとは、英語で「dongle」と綴ります。英和辞書では、コンピュータに接続する小さな装置のことを示す俗語との説明があり、通信や変換のためのデバイスのことも「ドングル」と呼ぶ場合があります。

一般的には、ソフトウェアの不正コピー防止のための小型デバイスを指し、コンピュータの外部接続端子に差し込んだ際に「鍵(キー)」の機能を提供します。ソフトウェアを利用するときに、USBポートに差し込むのが「USBドングル」です。

ある特定のソフトウェアを使用する際、ドングルをUSBポートに接続して、正規のユーザーがそのソフトウェアを使用することができるようにするもので、「プロテクトドングル」とも呼ばれています。

また、コンピュータなどハード機器の使用を制限することもできる機能もあります。ちょうど自動車の「キー」と同じような働きをするわけです。ドングルを同梱しているソフトウェアは、パソコンなどの端末のポートにそのドングルを接続しない限り、使用できなくなります。

USBドングルでソフトウェアの不正な使いまわしを防ぐ

最近は、ソフトウェアのライセンスキーを不正に取得したり、不正に使い回しするなど、悪質なケースも目立っています。ソフトウェアの開発や提供を中心に事業を展開している企業にとっては、自社の資産価値を守り、ビジネスを成長させるためにも、不正コピーや使いまわしのを防ぐことは不可欠で、重要な経営課題です。

言い換えれば、ソフトウェアの不正使用や不正コピーを防止するために有効な対策を講じなければ、ソフトウェア事業の継続すら危ぶまれる事態になりかねません。しかも、不正コピーの防止策にコストをかけすぎてしまうと、収益拡大の妨げになってしまいます。

このため、不正防止のプロテクトツールとしては、高機能と低コストを兼ね備えたものを選ぶことが肝要です。USBドングルはパッケージソフトの不正利用を防ぐためには一般的なツールで、高い機能を持っています。また、サーバの運用が必要ないために、低価格で導入することも可能です。

USBドングルは操作が簡単で使い勝手の良いことが重要

また、USBドングルは、ソフトウェアのユーザーにとって、操作が簡単で使い勝手が良いものであることが重要です。ドライバの作業を簡略化し、USBポートに挿すだけの簡単な操作で、ソフトウェアがすぐに使えて、気軽に扱えることが求められます。

一方で、不正コピー防止機能を活用するソフトウェア関連企業にとっても、ソフトウェアの専門知識がなくても、任意のソフトウェアを簡単にプロテクトできる機能が搭載されていると導入へのハードルが低くなります。マルチプラットフォームを採用するなどの方法で、さまざまなOSに幅広く対応できることも重要です。

さらに、機能の拡張性が高いUSBドングルは、活用の幅を大きく広げます。強力な暗号化メカニズムを簡単に構築できるなど、ユーティリティの高さで、自社の貴重な資産価値を守りたい企業の幅広いニーズにこたえるデバイスが求められています。

■USBドングル(ROCKEY)
https://ftsafe.co.jp/products/rockey/





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