飛天ジャパンはセキュリティだけでなくモノとモノをITで繋げるIoT技術を使ったサービスを展開しています。今回は顧客側の立場としてテクノロジー導入の提案を受けていた青年が、飛天ジャパンに転職してIoTソリューションの営業として奮闘しているお話です。

営業スタッフ

名前 W田君
入社年度 2023年
部署 IoT・DX営業部

Q: 現在担当しているお仕事について教えてください。

飛天ジャパンにはセキュリティ製品を取り扱う部門と、AI製品やオフライン機器にインターネットを繋げてIoTプラットフォームを提供する部門があります。私は後者のIoT・DX営業部に所属しています。
私はお客様が漠然と抱えるITへの期待感を、日々の会話の中で具体的なイメージに落とし込むことが得意だと思っています。ある大手飲食チェーン様から「セキュリティ管理を強化したいけど、何かいい提案できない?」とオファーがあった時のことです。担当者様と会話を進めるうちに、店長の業務オペレーションの中で従業員の勤怠管理に苦労していることが分かりました。そこでAIで顔認証ができるカメラ端末を用意して、カメラに顔を映すだけでタイムカードの代わりになるソリューションを提案しました。現地を訪問すると店舗の施錠管理にも課題があったので、顔認証によって電気施錠ができる機能を追加しました。お客様からは業務効率化だけでなく、安全性向上に繋がると評価を頂き、現在は全国の店舗での実装に向けて取り組みを開始しています。

Q: 入社の経緯を教えてください。

前職は10年以上、大手小売業でDX推進に携わっていました。前職のような事業会社では飛天ジャパンみたいなITベンダーが何社も提案を持って来られるのですが、当事者である顧客(自社)側に主体性が低いことに疑問を持っていました。なぜ自分たちの会社が投資をするのに、同僚はもっとテクノロジーのことを知ろうとしないのだろうって。
私は先端テクノロジーに対する興味が高く、最新のIoTに関する勉強をしていました。そこで1つの仮説が生まれました。”世の中には様々な技術が山のようにあるけれど、ITベンダーは企業にどう活用してもらえたらいいかイメージができないのではないだろうか”という仮説です。事業会社で店舗運営の経験が長い私であれば、ITベンダーとして顧客企業側の課題とITを活用した解決策が結びつけられるのではないかと思ったのです。そして飛天ジャパンで働いている友人の紹介をきっかけに転職をしました。

Q: 入社されてみて、いかがですか?

入社してまだ半年ですが、お客様の期待を超える提案ができると特にやりがいを感じています。先ほどの大手飲食店のケースもそうですが、お客様の課題を聞くうちに、本当に達成したい目的が見えてくるのです。飛天ジャパンはパッケージを売る商売ではないので、お客様が目指す目的に向けて真摯な提案ができていると実感します。
また、中国系の企業ということも最近ではあまり気にならなくなりました。入社する前は言語の壁や異文化理解に対する不安が少しありました。しかし現在は中国人が多く在籍するフロアにいますが、何も不自由なく仕事をしています。

Q: これからの抱負を教えてください!

やはり「お客様の立場になって提案をする」ことが私のテーマです。事業会社にいた強みというのは、私が思っていた以上にお客様に安心感を与えているようです。店舗特有の悩みは私も共感できる部分が多いので、できる限り解決をしたいと思います。
私の所属するIoT・DX営業部はまだ規模が小さいのですが、社としても大きく育てていきたいビジネスですので、その一員として私も成長をしていきたいと思っています。

飛天ジャパンのIoTプラットフォームの一例はこちら
https://ftsafe.co.jp/products/iot-box/



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