飛天ジャパンは低価格・シンプル・高セキュリティの「使えるセキュリティ」製品を提供し、多くのお客様のニーズにお応えしています。日本国内だけで500社以上の取引を持つ当社の営業部門長に話を聞いてみました。

名前 S村さん
入社年度 2011年
部署 セキュリティ営業部
役職 部門長

Q: 現在のお仕事について教えてください。

飛天ジャパンは認証セキュリティデバイスやソリューション販売するセキュリティ営業部とAI/ IoTソリューションを提供するIoT・DX営業部の2つの営業部門があり、私はセキュリティ営業部の責任者をしています。機密情報を管理する企業にとって、不正アクセスへの強化は今や欠かせません。そんな日進月歩のセキュリティソリューションをお客様へお届けするのが私たちの仕事です。

最近のトレンドはクラウドサービスの多要素認証(MFA)の必須化です。顧客情報をデータベースに格納しているSalesforceは、これまではIDとパスワードだけでログインすることができましたが、2022年2月以降はユーザー企業が各自で多要素認証(MFA)を行わなければなりません。当社ではSalesforce社が推奨するFIDO認証のセキュリティキーやワンタイムパスワード認証で利用するハードデバイス製品をラインナップしています。多要素認証(MFA)による不正アクセスの強化はAWS(Amazon Web Services)やMicrosoft Entra ID (旧称 Azure Active Directory) などの大手クラウドサービスでは必須化が進んでおり、お客様の業種を問わず広く需要があります。

Q: セキュリティ営業部はどのようなチームでしょうか?

現在の部員は4名で20代・30代を中心とした若い営業メンバーで構成しています。
私たちの仕事はお客様の業務をヒアリングして課題を探り、解決策を提案することです。お客様に具体的な使い勝手を体感していただくため、必要に応じてデモ環境を用意し、機能をわかりやすくお伝えします。営業スタッフは技術サポートスタッフと連携し、お客様個別の課題に応じてマニュアルなどの資料作成を行います。

お客様との良好な信頼関係を構築するために、なるべく対面での提案機会を設けて、お客様の様子を察知することを心がけています。コロナ禍以降ではWeb会議の機会が増えましたが、お客様の顔を間近で見ると何を期待されているか、また何に不安に感じているかなど一目で分かります。長期的に良好な関係を構築するためにも担当営業とお取引先へ足を運ぶようにしています。

Q: 営業の部門責任者からみた社員について教えてください。

若い営業メンバーは異業種からの転職が多く、セキュリティ業界への可能性に期待して飛び込んで来てくれた人ばかりです。まだまだわからないことも多いはずですが、日々新たなトライをしてくれています。それは社長の口癖でもあり行動指針にもある「挑戦(チャレンジ)」を推奨する組織文化の影響があると思っています。社長が日々チャレンジを口にしてくれるので、営業メンバーに対しても「失敗してもチャレンジすることに意味がある」と背中を押すことができます。今後もチャレンジ精神を活かして、開発チームへの市場ニーズのフィードバックやIoT分野へのサービス連携を進めて参ります。

★イベントのお知らせ
FIDOアライアンス主催による「第10回 FIDO東京セミナー」が12/8[金]に開催されます。経営層、経営企画部門、事業部門、ITシステム部門等で自社サービスにおける認証システムのしくみの改善に興味をお持ちの方は必見です。

詳細やお申込はこちらをチェックしてください。
https://ftsafe.co.jp/news/10th_fidoseminar_tokyo_2023/

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