驚きの「公衆トイレで顔認証技術!?」

北京天壇公園では「顔認証による紙配布装置」が設置され、顔認証を利用してトイレットペーパー(約60~70cm)を配布するようになりました。
中国では、公衆トイレのトイレットペーパーを大量に持ち去る問題が多発しており、それを解決するために、公園側もいろいろと工夫をしています。
以前、「公園の無料トイレットペーパーを、包帯を巻くように無駄遣い」をテーマとした記事がネット上で話題になったことがあります。
最近では日本のビルのトイレにも、持ち出し禁止の文字をよく見かけますので、対岸の出来事ではなくなってきています。
市民にマナーをきっちりと守らせるために、多くの公園では無駄遣いをやめさせる係を配置したり、ボランティアに勧告チラシを配ってもらったり、
紙配布装置を採用したりと、いろいろな対策を実施しております。
最近、天壇公園の公衆トイレにもブラックテクノロジーと言われる「顔認証紙配布装置」を導入し、テクノロジーの力でトイレットペーパーの使用量を
コントロールできるようになりました。
現在、北京・天壇公園のトイレにあるトイレットペーパーは全てしまい込まれており、6台の機械が顔認証ソフトウェアを通じて配布しています。
機械はトイレットペーパーを約60~70cmだけ配布します。また、利用者のニーズに応え、紙(紙の層)を一枚から二枚に変更しました。
もし、紙が足りなければ、追加の紙をもらうために9分間待つことになります。 さらに、紙が必要な場合は、公園のスタッフに要求することで、
追加をもらうこともできます。

顔認証技術とは

顔認証技術とは、顔の特徴で人を自動的に識別する生物測定テクノロジーになります。
人間の顔および他の生物的特徴(指紋、網膜など)は全て個人に唯一の生体情報であるため、顔認証による識別は十分可能になります。
ユーザー情報の収集を強制する必要がなく(カメラで映せばよい)、識別装置に触る必要もないため(やはりカメラに顔を映せばよい)、
顔認証技術の将来性は期待されます

出所:http://view.inews.qq.com

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