ワンタイムパスワード認証サーバ「FOAS」を販売開始

ワンタイムパスワード認証システム「FOAS」を提供開始

お取引先各位

当社は、オンラインバンキング/ゲームなどの個人認証ソリューションとして使用できる「飛天OTP認証システム(以下、FOAS)」を2011年2月25日から販売いたします。

「FOAS」とはワンタイムパスワード(※1)トークンで生成される使い切りパスワードと認証サーバにより、強固なアクセス認証を実現し、成りすましなどの不正使用への対策として有効な認証ソリューションです。

近年、クラウド/SaaSが急速に普及してきている中で企業情報へのセキュリティ認識は高まってきています。Webと隣接している現在では、どこからでも社内情報、機密情報、個人情報などへ接続できます。クリティカルな情報に隣接する今日では、容易に成りすましができる固定ID/PWに代わって、認証情報セキュリティに対する強固で戦略的なソリューションが必要となってきています。

中国飛天ではワンタイムパスワードトークンをアジアを中心に100万個以上出荷し、世界トップ10に入る中国銀行をはじめ、多数の金融証券企業様などにご導入いただいております。
飛天ジャパンはアジアの金融機関等での飛天ワンタイムパスワードトークンの実績を踏まえ、日本において幅広く普及させていくため、低価格で飛天OTP認証システム「FOAS」の取り扱いを開始いたしました。

市販他社製品と比較して、大幅なコストメリットと高セキュリティをエンドユーザへ提供できます。
また、OATH(※2)規格に準拠することで、他社ベンダーのOATH準拠製品とスムーズに連携可能です。

■認証エージェント対応システム
 Linux:Apache、PAM
 Windows:Apache、IIS、OWA、Citrix、Windowsログオン、ドメインログオン、リモートデスクトップログオン

■サポートするOS/DB
 OS:Windows、HP-UX、IBM AIX、Linux、Solaris
 DB:SQL Sever、PostgreSQL、MySQL、Oracle等

■その他
OATH準拠

※1「ワンタイムパスワード」とは、一定時間後にはパスワードが変化する一度しか使えない「使い切りパスワード」のことです。万が一、第三者に「ワンタイムパスワード」を「盗み取り」されても、一定時間後にはパスワードが変化するため、安全にサービスを利用することができます。

※2 OATH(Initiative for Open AuTHentication)規格について
認証に関連する業界をまたいだコラボレーションを推進する組織として米VeriSignの呼び掛けにより設立されました。行動理念として新たな標準規格を作成し推進するのではなく、既存のオープンスタンダードをベースに強固な認証技術フレームワークの確立とその一般普及を目的としています。世界的ベンダーなど50社以上が参画しています。

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