多要素認証(MFA)

教育情報セキュリティポリシーに関するガイドラインの「多要素認証(MFA)」

【教育機関の皆様へ】「指紋で1秒ログイン」が、先生の貴重な時間を生み出し、校内のセキュリティを確かなものにします。

MFA(多要素認証)を導入したものの、毎日の認証が”面倒”になっていませんか?

2025年現在、多要素認証(MFA)は教育現場のセキュリティを守る「当たり前」なりました。しかしその一方で、数年前に導入したスマートフォン認証、多忙な先生方の負担を増やす「新たな課題」になってはいないでしょうか。

毎日のログインが、もっと速く、もっと簡単に。 私たちは、先生方の貴重な時間を守りながら校内のセキュリティを確かなものにする「新しい認証」をご提案します。

MFA導入から数年。今、教育現場で顕在化する「認証疲れ」という新たな課題

文部科学省のガイドラインに基づき、多くの教育機関でMFAの導入が進みました。これにより、不正アクセスに対するセキュリティが大きく向上したことは事実です。

しかし、その際に標準的な選択肢として導入された「スマートフォンアプリによる認証」が、数年の運用を経て、現場レベルで新たな課題を生み出しています。それは、日々の繰り返しから生まれる「認証疲れ」とも呼べる問題です。課題はもはや「MFAを導入すること」から、「形骸化・非効率化したMFAを、どうすればもっと快適で安全なものに改善できるか」へとシフトしています。

「毎日のことだから…」先生方が抱える、深刻なストレス

1. 授業準備前のわずらわしい一手間朝の出勤時、授業の合間、放課後。PCを開くたびに、ポケットや鞄からスマートフォンを取り出し、ロックを解除し、通知をタップし、コードを確認する…。この毎日の「一手間」が積み重なり、多忙な先生方の貴重な集中力と時間を少しずつ奪っています。

 

2.私物スマホ利用への心理的な抵抗感と管理の複雑さ「業務のために、なぜ個人のスマートフォンを使わなければいけないのか」という、先生方の心理的な抵抗感は根強く存在します。また、学校側としても、私物スマホの業務利用を許可することによる、管理の複雑化やセキュリティポリシーとの整合性に頭を悩ませています。

 

3.誰でも入れてしまう?「共用PC」のセキュリティ問題職員室やPC教室の「共用PC」。IDとパスワードだけでログインできる状態ではセキュリティが高いとは言えません。しかし、利用者全員のスマートフォンをMFAに登録するのは、現実的ではない…。そんなジレンマを抱えていませんか。

そのお悩み、スマートフォンに依存しない「物理キー」がすべて解決します

上記の課題の根本原因は、認証を「スマートフォン」という個人の通信機器に依存している点にあります。 飛天ジャパンが提案する「物理セキュリティキー」は、認証行為をスマートフォンから完全に切り離し、独立させます。

PCのUSBポートにキーを挿し、指で触れるだけ。このシンプルな操作が、先生方の「認証疲れ」を解消し、より安全で快適な業務環境を実現します。

先生方の「働き方」で選べる、2つの最適な解決策

おすすめの解決策①:FIDOセキュリティキー

国際的な次世代認証規格「FIDO」に準拠した、最も安全で利便性の高い選択肢です。

  • 【個人PCのある先生へ】”認証ストレスゼロ”の指紋認証という選択

指紋認証タイプ (BioPassシリーズ)指紋で本人を認証するため、PINコードの入力すら不要。PCの前に座り、キーに触れるだけの「最速1秒」でログインが完了します。毎日の認証を究極まで効率化したい先生方に最適です。

  • 【共用PCの管理に】”費用対効果”で選ぶタッチ認証という選択

タッチ認証タイプ (ePassシリーズ) キーに触れた後、本人だけが知るPINコードを入力して認証します。指紋認証タイプに比べて半額以下のコストパフォーマンスを誇り、限られた予算内で、職員室やPC教室など、複数人が利用するPCのセキュリティを手軽に、かつ飛躍的に向上させることができます。

指紋認証タイプ(BioPass) タッチ認証タイプ(ePass)
認証方法 指紋 + タッチ PINコード + タッチ
利便性・速度 ◎(最速) 〇(速い)
コスト ◎(高い費用対効果)
最適な利用シーン 教職員個人の専用PC 職員室・PC教室の共用PC
NFC機能 〇(スマートフォンでも利用可)
ePass FIDO
A4B
ePass FIDO-NFC
K9
ePassFIDO
K28
ePassFIDO
K39
BioPass FIDO K45BioPass FIDO K26iePass
K44
USB-TypeTypeATypeATypeCTypeCTypeATypeCTypeC/Lightning
NFC
BLE
Fingerprint
FIDO2
FIDO U2F
User Manual操作マニュアル操作マニュアル操作マニュアル 指紋管理アプリ
マニュアル
指紋管理アプリ
マニュアル
操作マニュアル
おすすめの解決策②:OTP(ワンタイムパスワード)トークン

スマートフォンを持たない、または校内への持ち込みが禁止されている教職員向けの確実な代替手段です。

  • 【設定が苦手な方に】

カメラ付きOTP “Me-FA” 業界で初めて、本体背面にQRコードリーダーを搭載。初期設定は、PC画面に表示されるQRコードをMe-FAで読み取るだけで完了します。アプリのインストールや複雑な設定が苦手な方でも、迷わず使い始めることができます。

  • 【コスト重視なら】

従来型OTPトークン ボタンを押すと、60秒間だけ有効なパスワードが液晶に表示されます。Me-FAに比べて安価に導入できます。

他社のFIDOセキュリティキーとは何が違うのですか?

製品の基本性能は国際規格FIDOに準拠していますが、飛天ジャパンは導入後の「安心感」が違います。①国内の専門スタッフによる手厚い日本語での技術サポート体制②お客様の運用に合わせた選べる保証期間(最大5年)③誰でも分かりやすい日本語の操作マニュアルの完備。製品を長く、安心してお使いいただくための体制を整えています。

導入や設定は、ITの専門家でなくてもできますか?

はい、可能です。管理者様向けの初期設定はございますが、各先生方がキーを自分のアカウントに登録する作業は、マニュアルに沿って簡単なステップで完了できます。ご不明な点は、弊社のサポートデスクが丁寧にご支援します。

キーを紛失した場合はどうなりますか?

ご安心ください。万一キーを紛失しても、システム管理者の方がそのキーを即座に無効化できます。利用者は、予備のキーを再登録するか、別の方法で一時的にログインすることが可能です。キー自体に個人情報などは保存されません。

個人用PCと共用PCで、どのキーを選べば良いか迷います。

毎日のログインを少しでも速く、快適にしたい先生個人のPCには「指紋認証タイプ (BioPass)」が最適です。一方、多くの先生方が利用する職員室の共用PCなど、コストを抑えつつ全体のセキュリティを底上げしたい場合は「タッチ認証タイプ (ePass)」が最も費用対効果の高い選択肢となります。お客様のご予算や環境に合わせて、最適な組み合わせをご提案しますので、お気軽にご相談ください。

導入をご検討のお客さま