合同会社ラバーズ様

「システム開発は高い」「会員登録は面倒」…無人喫煙所の課題を【電子錠＋Pay BOX】で一挙解決！イベント企画会社の新たな挑戦

導入企業様の概要：ライブ配信事務所から喫煙所併設カフェ＆バーへ。愛煙家の視点で挑む異業種参入

合同会社ラバーズ様は、都内でイベント企画やライブ配信事業などを手掛けられています。今回新規事業として、神田駅南口から徒歩1分という好立地に、喫煙所併設のカフェ＆バー「LOVERS（ラバーズ）神田」をオープンされました。

代表の市川様自身も愛煙家であり、年々肩身が狭くなる喫煙者の現状に課題を感じていたと言います。「愛煙家が、安価で快適な空間で、遠慮なく煙草を吸える場所を提供したい」という強い想いが、今回の事業立ち上げの原動力となりました。あくまでメインは「喫煙」であるため、一般的な喫茶店ではなく、利用料を抑えられる「無人運営」を前提に構想。屋外喫煙の規制が特に厳しい中央区・千代田区エリアで物件を探し、現在の神田駅前の場所に巡り合いました。

「LOVERS（ラバーズ）神田」は、昼は落ち着いた無人喫煙所兼カフェ、夜はソウルやファンク系の音楽が流れる大人のミュージックバーとして営業しています。異業種からの参入ながら、独自のコンセプトと戦略的な事業展開で注目を集めています。

LOVERS（ラバーズ）神田

導入前の課題：「システム開発」の高額な見積もりと「会員登録」という利用者の壁

新規事業の構想段階から、「無人運営」を前提としていた合同会社ラバーズ様。そのためには、キャッシュレス決済と連動してドアの電子錠を解錠する「入室管理システム」が不可欠でした。

しかし、複数のメーカーやシステム開発会社に問い合わせたところ、いずれも「システム開発が必要」との回答で、見積もりは高額になりました。次に、既存のオートロックシステム事業者に問い合わせましたが、こちらは利用者に「会員登録」をしてもらう必要があることが分かりました。

「喫煙者の方々に気軽に使ってもらいたいのに、いちいち会員登録を求めるのは利便性を損なってしまう。会員登録無しで、誰でも簡易に入室できる仕組みにしたかったのです」（市川様）

高額な開発費用を掛けず、かつ利用者に手間を掛けさせない入室システムを見つけることが、事業実現に向けた大きな課題となっていました。

選定のポイント：スピード感と熱意、そして「システム開発不要・会員登録不要」の提案

インターネット検索で偶然、飛天ジャパンの「Pay BOX」を知った合同会社ラバーズ様は、お問い合わせフォームから相談。「無人喫煙所への入室制御、キャッシュレス決済完了後、自動でドアロックを開錠」という具体的な要望を伝えたところ、飛天ジャパンの担当者からの返信は迅速で、翌日にはWeb会議で面談することに。

このスピード感に信頼を感じたことに加え、他社ではシステム開発を前提とした提案ばかりだったのに対し、飛天ジャパンは「Pay BOX」という端末と、端末に接続するIoTプラットフォームと決済機能が標準で付帯しているので、システム開発不要で安価に導入できると提案したことが大きな検討材料となりました。さらにQRコードを読み込むだけで決済が完了→電子錠が開錠するため面倒な会員登録も不要です。

またPay BOXと電子錠の接続検証においても、飛天ジャパンの対応は迅速かつ熱意にあふれていました。電子錠との連携が可能かを確認するため電子錠メーカーに同行、その後わずか2週間で実機での技術検証を実施しました。正式契約前にも関わらず、主体的に課題解決に取り組む姿勢が、最終的な導入の決め手となりました。

技術検証までスピーディーに対応する姿勢や、決済時の使い勝手の良さ、設置の容易さ、そして他社と比較しても圧倒的なコストパフォーマンスも高く評価されました。